会社を辞めたい・・・
転職したい・・・
理由はひとそれぞれです。人間関係、勤務時間、給料、社内の体制などなど。
辞めたいときはだれにでもある・・・と思います。
私はよく辞めたいって思っています。(えばるな)
辛いとかではなくて、もっと自分を大事に好きなことを仕事にしたいな、といった理由などある私が動き出せない理由はいくつかあるのですが、
その中の1つに税金の問題があります。
目次
転職するときの住民税
私は転職を2回しておりますが、過去に辞める時期を間違えてとんでもない出費がかかってしまうという失敗をしたことがあります。
住民税がどかんと押し寄せてきたんですね。
次の職場も決まって、引っ越しする必要があり家具とか揃えるための資金が必要だった訳ですが・・・
「住民税徴収のお知らせ」
があるとき家に届きました。
「ん?なにこれ?お金くれるのかな?」
なんて馬鹿なこと思いつつ封をあけると「請求」の文字。
「え?なんでお金とられるの?なんかやったっけ?まあどうせ2、3千円でしょ。払う払う」
と思いながら金額を見たら
「一、十、百、千・・・万・・・・・・十マン!?」
このように、何も考えずに辞めた結果、十何万請求されました。
一括で払えないので、もちろん分割で支払いました。
「なんて優しくない自治体だ!おかしいぞ」
はい、おかしいのは私の頭です。知らなかったんです・・・
という訳で、何かしらの理由で会社を辞めることを決断している方たちに
私のようになっていただきたくないので、辞める時期によっては税金がっぽり
持ってかれますということを知ってほしいと思います。
この記事を読んで、辞める時期について検討してみてください。
転職したときに住民税が高くなる理由
住民税の金額自体に変わりはないのですが、タイミング次第で1年間の住民税がまとめて請求されるため負担が大きくなるという意味です。
税金は毎月の給料から天引きされています。
「所得税」と「住民税」です。
所得税は毎月の所得をもとに算定されているので問題はありません。
問題なのは住民税です。
尚、住民税は1年間の所得に対して金額が算出されます。算出された住民税の金額は翌年の6月から翌々年の5月まで1年間かけて支払うことになります。
わかりづらいですね。
例えば2019年1年間(1月~12月)もらった所得があるとします。
その所得から算出された金額を2020年6月から2021年の5月にかけて支払うといったシステムです。
なので、新卒の方は住民税は支払っていません。2年目から給与から引かれますよ。
で、これって退職者した場合も同じように算出されるんです。
そして退職した場合は納付方法がいくつかあります。
➀1〜4月に退職
最後の給与や退職金から一括で残りの住民税を天引きしてもらいます。たとえば3月に退職する場合は3〜5月の3ヶ月分天引きされます。
➁5月に退職
最後の給与か退職金から5月分のみ徴収されます。
③6〜12月に退職
・残額をまとめて払う一括徴収
・転職先で控除してもらう特別徴収の継続
・自ら納付する普通徴収
退職月後、翌年5月までの未徴収納税額は本人が納付します。
私の場合、③でした。6月に退職しましたので。1年間の住民税がどかんと請求きたので10万越えだった訳です。
残額をまとめて支払うか分割かは自治体からのお知らせで選択できました。
一括納税の請求書と分割の請求書がそれぞれ入っていたので、私は後者を選択しました。転職先で控除してもらうという方法があったのは今回調べてて初めて知りましたね。まあ自分で払うか会社から天引きされるかの違いだけなので払うことにかわりはありませんが。滞納はだめですよ。
➀のパターンは結構厳しいですね。住民税1万だとしたらマックス5万円もいきなり払うなんて私だったら泣いちゃいます。
あと退職金についても考慮する必要があります。
●退職所得控除額を算出する
・勤続年数が20年以下の場合
40×勤続年数(80万円に満たない場合は80万円)
・勤続年数が20年を超える場合
800万円+70万円×(勤続年数-20年)勤続年数
●(退職手当額-退職所得控除額)×1/2=課税退職所得金額
(注) 2013年1月1日から2037年12月31日までの間に支払を受ける退職手当等については、所得税とともに復興特別所得税が源泉徴収されます。
住民税の算出
市町村民税(東京23区は特別区民税)=課税退職所得金額×6%
都道府県民税=課税退職所得金額×4%
合計額が住民税となります。退職金が恐ろしく高い金額でない限り、そこまで影響はないです。少なくとも私はあまり関係なしです。
社会保険料は月末退職か月中退職かで違う
「社会保険料」の支払いに関しても時期によって違いがあります。
➀月末退職の場合
最後の給与から社会保険料が天引きされます。ただし前月分と来月分の2か月分が徴収されます。社会保険料は会社が半分負担です。いつもと変わらないですが2か月分徴収されます。
➁月中退職の場合
退職月の社会保険料は天引きされません。ただし前月の社会保険料は支払います。なので1か月分の社会保険料は支払います。翌月分は国民年金と国民健康保険への切り替えが必要なため、自己負担額が社会保険料に比べて増えます。
転職するのにベストなタイミング
じゃあ、いつ転職するのがいいのよ!!
まとめると、
・住民税を考えると5月で退職
・社会保険料を考えると月末で退職
⇒つまり5月末が最強!
となり、一番費用がかからない選択肢になります。ただ住民税に関しては6月から前年所得から算出された金額がかかってきますので、資金がカツカツな状態で辞めてしまうといきなり生活苦になる可能性があります。
次が決まった状態で辞めるのがやはり最も効率的なのかもしれません。
でも5月で辞めるってボーナスもらえないじゃん!
という方が多いと思うので実質6月以降が現実的なんですかね。1月~4月はまとめてドカンと請求くるので資金難の場合気を付けましょう!
そもそも辞めるっていいづらいし気まずい・・・
そんな一方で
上司に辞めるっていいづらい
辞めるっていってから退職までの期間がきまずい
すぱっと辞めたい!
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主にダイエットについてブログを書いている「よしお」です。誰でもできる簡単ダイエットしてます。「日常にさりげなく」を軸にダイエットをします。泥臭いダイエット日記です。