やりたくないのに仕事を続ける意味はありますか?社内の後輩からこんな悩み相談をされました。
この問いに対する答えは、世の中に意味がないことはないので仕事を続けることに意味はある、ということです。
意味はありますが、嫌々仕事をしたところで生産性は悪くなりますので、自分のやりたいことや挑戦したいことがあるならやった方がいいです。やりたいこととかないけど、もっと自分を評価してくれる、あるいは勤務環境がもっと良い職場があるならモチベーションも上がるし転職したい、という理由の場合でも環境を変えた方がいい場合があります。
私は今やっている仕事内容自体は何も問題がないのですが、35歳を前にして最後に自分のやりたいことに突き進みたいという思いから仕事は向こう1年以内に辞めるつもりでいます。自分の性格上、納得した決断をしないといつまでもうだうだ言うことになるからです。35歳で動かなくてもきっと40歳になるときにまた同じような悩みを持って葛藤するのは自分のことなのでわかっています。なので、今できることにトライしながら準備をしている状況です。
同じようにやりたくない仕事だけどどうするべきか悩んでいる方は以下より読み進めていってください。
やりたくないのに仕事を続ける?辞める理由が重要
やりたくない仕事を続けるかどうかで重要なのは、私の経験上の話をすると、やりたくないから仕事を辞めようではなく、自分でやりたいことがあるなどのように前向きな理由を持つことです。やりたくないのに仕事を続けてても仕方ないし辞めるだとマイナスな理由になります。マイナスな理由で職場を辞めた場合、転職活動中に「何で前の職場を辞めたのか」と聞かれると理由を考えるのに苦労しますし態度でもしどろもどろになる可能性がでてきます。
あとは、転職した職場で同じような状況に陥った場合にまた辞めるのかということになります。ある程度の自制心は人間が成長するにあたり必要なスキルです。自制心とは、自分の好きなことを辞めることや自分の嫌なことをすることを言います。幼い頃を例にすると、まだテレビ見たいけど親から注意されて辞めるとか、宿題なんてやりたくないけどやる、といったことです。この自制心を構築しないと、自制心の強い人に比べて、将来的に健康状態が悪くなったり、経済状況が悪い、犯罪率の増加などにつながるという研究結果がでています。
話がそれましたが、やりたくない仕事を続けるかどうかについて判断する際は今後の自分の成長をよく考えた上での決断が必須になります。
今はやりたくない仕事でも続けていれば状況が変わることもある
前段と同じく私の経験上の話ですが、やりたくない仕事をしていても続けていれば状況が変わることもあります。
大きな出来事でいえば、部署異動もそうです。会社内でやってみたい仕事があれば部署異動の打診をしてみるのも1つです。同じ会社なのに環境がガラリと変わり気持ちも一新してやる気がでるケースもあります。
あとはやりたくない理由にもよりますが、何となく毎日同じ業務で閉塞感があり面白くないといった場合でも、営業であれば大きな商談の話がでてきて決まりそうだとか、最近仕事で結果がでてきて状況も変わるといったこともありえます。
私は現在の職場で8年ほど働いていますが、今挙げた2つが絶妙に舞い込んできました。その度に仕事の楽しさに気づいたり、モチベーションがあがったりといった経験があるので、今は大輪の花が咲く前の種まきの段階と割り切ってしがみつきながら仕事を続けるというのも1つです。
まとめ
「人間万事塞翁が馬」という言葉があるように、良いこともあれば悪いこともあります。いつまでも良いことばかりではないですし、悪いことが起きた時にいつも回避しているようでは成長にはつながりません。冒頭で述べた自制心ですね。本来自制心とは生まれたときから20歳までに身につけなければいけないようですが、人間は何歳になっても成長する気持ちがあればその時点から成長できます。そういう考えの人はごくわずかですが。
自分の成長を止めるのはいつだって自分次第です。
嫌な仕事を続けている時点で頑張っています。そのまま続けるか、辞めて新たな職場で邁進するかどうかは、自分のやりたいことを明確にして決断しましょう。
主にダイエットについてブログを書いている「よしお」です。誰でもできる簡単ダイエットしてます。「日常にさりげなく」を軸にダイエットをします。泥臭いダイエット日記です。