営業志望で転職する際のコツを紹介します。営業志望で転職したいと考えているならチャンスです。営業はどこも人材不足中です。きついノルマや数字に対する意識が高いということも考えられますが。
私はこれまで2回転職を経験しています。
職種は全て営業で、営業志望でする転職のコツというかこうやったらうまくいくなというものは少なからず知っています。
昨年も行かなかったですが、営業志望で転職活動を行った結果、内定をもらうことができました。
そこで、今回は
・今まで営業やってきたけど転職経験ないしどうやったらいいかよくわからない
・営業やったことないけど営業やってみたい。でも採用されるか不安
・面接ではどうアピールしたらいいの?
といったことでお悩みの方に参考になる内容となっています。
どちらかというと営業未経験の人向けの内容ですので、既に営業経験されている人は周知の内容もあります。でもどういった人でも参考になる内容ではあるので、気軽に読んでみてください。
目次
営業に向いている人
営業に向いている人は敢えてあげるとすれば、
「初対面でも話すのが億劫でない」
ということです。
正直特段これってスキルは必要ないです。
必要なのは営業をしたいという気持ちです。
人見知りだし初対面は緊張するし口下手だから向いていないかも、と思う人
心配ありません。
私は10年間ずっと営業でやってきましたけど人見知りもしますし、緊張もします。
口もうまい方ではありません。ちょっと調子乗りかなという感じです。
嘘ついてもすぐ妻にバレますので嘘つけません。
なので、どれも営業に向いていないこととイコールではありませんので営業ができないかもということにはつながりません。
営業がやりたい人はどんどん挑戦してみましょう。
営業の種類
営業と一言でいっても、いくつか種類がありますので、何も考えずに入社すると自分のやってみたかったことと違うなんてケースもありますので注意が必要です。
営業の種類は大きく以下の3つに分類することができます。
・新規開拓営業
・ルート営業
・代理店営業
それと扱う商材が有形なのか無形なのかという違いもでてきます。
簡単にいうと、有形が物を売る仕事、無形はサービスを売る仕事という違いになります。
以下では営業の種類についてそれぞれの違いを説明していきます。
➀新規開拓営業
これは文字通りこれまで取引のない法人や個人に対して営業をしていくものです。
方法は飛び込み訪問や電話営業が主な活動になります。
会社によってはDM送付、ポスティング、セミナー開催といったことが主たる活動と別に行っている会社もあります。
新規開拓営業はかなりキツイです。
契約とれたらインセンティブ、給料高めという旨みもありますが、とにかく精神を削られます。
その辺の話は、こちらで詳しく書いてありますので参考にしてください。
>>新卒で入った会社で新規開拓営業をしました。ブラックすぎて終了。
ちなみに少し話すと私が経験したのは取扱いした商品は無形商品で対象は法人・個人問わずの新規開拓営業です。
➁ルート営業
既存の取引のある会社ないし個人に対して営業するものです。たまに既存+新規開拓も行っている会社もあります。
新規開拓と比較すると給与は安いですが、新規開拓ほど精神を削られません。
長く取引しているところに訪問するので、お客さんも会社のことを知ってくれていますし、既に信頼関係は構築されているケースが多いです。
たまに前任者の尻拭いをしなければいけないケースがありますが・・・
信頼関係がある分、営業がしやすいということが特徴です。
③代理店営業
自社製品を直接エンドユーザーに販売するのではなく、代理店にうちの商品はこういう特徴で価格が安くオススメです。といった風に仲介業者向けに営業するものです。
ただ、エンドユーザーに直接営業もして代理店営業もやっているという会社が多いです。
代理店任せになるので担当者のさじ加減で売れ行きが左右されます。あまり積極的ではない代理店の営業マンにあたると、自社製品を紹介してくれないので、自分の売上が中々伸びないというジレンマが生じる時があります。
エンドユーザーによっては直接販売ではなくて代理店を必ず通してというところもあります。
転職して営業をするための志望動機
ここまで営業の特徴を述べてきましたので、次から本題の営業志望で転職するにあたってのコツについて紹介していきます。
まず、面接で会社が聞きたいことは以下の点になります。
・これまでの営業実績(未経験可のところでしたら気にせずオッケーです。)
・営業する上での取組み方(未経験の方はこれまでの業務についての取り組み方)
・なんで志望したのか
では、それぞれ見ていきましょう。
①実績について
営業実績については数字でわかりやすく説明すると相手にも伝わりやすくなります。
私はこれだけ数字をあげてきました!結果だしてます!
というよりかは、目標金額が○円で達成金額は○円、達成率は○%でした。
と伝える方が相手により伝わります。
例1:売上目標 1億円
売上達成 1億1千万円
達成率 110%
例2:契約件数 10件/月
目標件数 5件/月
達成率 200%
営業経験がない人に関しては、恐らく聞かれないとは思いますが、聞かれるとしたら、これまで行ってきた業務で挙げた成果かなと予想します。
この場合も以下のように数字を使って説明するようにしましょう。
例:月~件というデータ処理を行ってきました。
~人の部下育成をしてきました。
②実績をあげるためにどういう工夫をしてきたのか
ここが最も重要なポイントです。採用担当者はどうやって成果をあげたのかを聞きたいのです。
ここが明確だと、この人はちゃんと論理的に物事を考えることができている、仕事に対する基本的な考えがしっかりしているという印象付けをさせることができます。
つまり仮に営業が未経験者でも、この人なら活躍できる可能性があるとアピールすることができます。
以下に例をあげます。
例1
月に売上1,000万円を達成しました。工夫はなんとなくとりあえずがむしゃらに営業してきました。
例2
月に売上1,000万円を達成しました。達成するにあたって工夫したことは対象エリアや顧客を絞ったことと、見込み客をランク付けしランクの高いところを優先的に営業したことです。
どちらが説得力があると思いますか?
例2の方が断然説得力がありますね。それは、達成したことに対してどういうアプローチを行ったのかということが明確になっており、それを論理立てて述べているからです。
なので、だした結果に対してアプローチしてきた方法や考え方をしっかり相手に伝えることが大変重要となります。
③何故志望したのか
志望理由は必須ですね。営業に限らず重要ですがここでも敢えて述べておきます。
志望理由はその会社じゃないとダメな理由を考え抜きましょう。
御社でしか自分の理想を実現できませんとアピールできるのがいいです。
間違っても、勉強になるからとか、成長していきたいとかはNGです。
会社にどう貢献してくれる人物なのかを見られています。
営業経験者はこれまで挙げてきた実績があればそれだけで印象はいいので、あとは転職することでこれまで~という問題を抱えていたことが解決する、ということを伝えられれば尚良いです。
営業未経験者はとにかくやる気をアピールです。すみません、ここだけすいぶんざっくりですね。
営業は営業成績という結果がモロにわかってしまいますので、結果がでないときは辛く心が折れてしまう事もあります。
なので、仕事外でもいいので、これまでの経験で辛いことがあったときに、こうやって乗り切ってきましたとか具体的にアピールができると、
この人は仕事が辛くてもすぐには辞めないな
という印象付けができますのでここを抑えつつやる気をアピールしましょう。
何かを販売するのが好きというのをアピールすることも言い方次第ではよいかもしれません。
今でいうとメルカリで販売したりすることも良い経験です。売るために他者の出品価格を見て値段を決める、買ってもらうためにどうアピールしたらいいか考えることは営業と根本的には変わりません。
メルカリ等やったことある人は経験談として言うことも良い選択になります。
まとめ
営業志望で転職する際のコツについて述べました。
営業志望というカテゴリーに絞って述べてきましたが、転職する際の面接対策として根本的な考え方はどの職種でも大きく変わらないと考えています。
転職する際に重要なことは結果に対してどうアプローチしてきたか、ということです。
繰り返しになりますが
売上1,000万円達成→訪問時間を変えた、訪問対象を絞ったという工夫
辛いことがあった→地道にうまくいかない理由を考えて乗り切った
と起きた現象に対して取った具体的な行動を明確にすることで説得力がついてきます。
これから未経験の職種にチャレンジする人も、同じ職種だけどステージを変える人も、がんがん挑戦しましょう。
主にダイエットについてブログを書いている「よしお」です。誰でもできる簡単ダイエットしてます。「日常にさりげなく」を軸にダイエットをします。泥臭いダイエット日記です。